十二ヶ岳

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at 6:55 a.m. on September 23, 2025@山梨県南都留郡富士河口湖町:毛無山・十二ヶ岳登山者用駐車場



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本日向かうのは、視界の先にボコボコした稜線が見える十二ヶ岳。
 ◇◇◇
クサリ場や岩場が連続するアップダウンの激しい登山道らしく、妻は以前から行きたがっていましたが、
僕は長らく患っている右手ばね指の症状が改善せず、最近は左手にもばね指の症状が出てきたこともあり、
クサリやロープをしっかり握れないのは明白なので、イマイチ気乗りしないまま歳月だけが経過。
 ◇◇◇
とはいえ、この先ばね指の症状がさらに悪化すると、ますます行きにくくなるのも明白なので、
「おそらく苦労するだろうけど、割り切っていくことにしよう」と渋々決断した次第であります。

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てなワケで、まずは今回のルートをご紹介。
 ◇◇◇
元地図にもあるかつての駐車場は現在閉鎖され、トンネル西側に臨時?駐車場が移設。
ひとまず毛無山(今年6月に登った毛無山とは別)を目指し、その後は険しい稜線を経て十二ヶ岳へ。
そのまま南下し、西湖畔へと下山します。[MAP COPYRIGHT:ヤマケイオンライン]

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まずはトンネルを抜けていきましょう。

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トンネルのすぐ先が荒れ気味の登山口でした。

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妻は体が重いらしく、出だしからペースが上がりません。

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地図にない「ミネ山」には手作りのオブジェが(笑)

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眺望のない登山道を引き続きトコトコ。

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黙々と登り続けると、先行登山者らが何やらはしゃいでいました。

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振り返ると、雲多めですが河口湖と富士山がドーン。

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コチラは西湖ですね。

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ほどなくして毛無山の山頂に到着です。

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忘れないうちに三角点タッチを。

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さ、今日はこの先が本番なので、気を引き締めて参りましょう。

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と、歩き始めるやいきなり「一ヶ岳」の標識が。

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一度大きく下り、今度は登り返していきます。

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で、「二ヶ岳」。

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「三ヶ岳」。

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靴紐を縛り直して、この先のルートに備えます。

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ロープを頼りに岩場を下ったりしながら。

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明るく開けた「四ヶ岳」までやってきました。

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いつの間にか青空が増えていたようですね。

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では、引き続き岩場を下り…。

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さらに下り…。

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さらにさらに下ったりしながら…。

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「五ヶ岳」。

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「六ヶ岳」。

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もはや判読が難しいですが「七ヶ岳」。

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似た写真ばかりで恐縮ですが、実際こんな道が連続するので仕方ありません。

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「八ヶ岳」のヨミは「はちがたけ」なのか「やつがたけ」なのか、どっちなのでしょう。

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「九ヶ岳」の標識は、なぜかピークではないポイントにありました。

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「十ヶ岳」への道はさらに険しくなってきましたよ。

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僕も握力不足に難儀しながらガシガシ。

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で、「十一ヶ岳」。アレレ?
 ◇◇◇
いつの間にか「十ヶ岳」を通り過ぎていたようで、妻は「戻って探しに行こう」と言い出しましたが、
僕にとってはどうでもいいことなので、聞き流して先を目指します。

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さあ、目の前にこのルート最大の難関らしい「十二ヶ岳」が見えてきましたよ。

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まずは足場の見えにくいエグイ下りが待ち受けていました。

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脆い石を落とさないよう気をつけながら、僕も下っていきます。

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さらに下り続けると、名物らしき吊橋が見えてきました。

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揺れ具合を確かめるため、ここは僕が先行します。

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ギシギシと音を立てながら、かなり揺れるので、妻はワーワー騒ぐかと思いましたが、
へっぴり腰ながら、それなりにスリルを楽しんでいるようです。

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で、今度は急傾斜の斜面を登り返していきます。

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開けたポイントからは、三ツ峠山へと続く稜線が見通せました。

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滑りやすい岩も慎重にクリアです。

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ようやく傾斜が緩むと、その先が「十二ヶ岳」の山頂でした。

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狭い山頂には祠が2つありました。一応、探してみましたが三角点は見つかりませんでした。

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ともあれケガなく難路を踏破できたので、腰を下ろしてホッ。

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増えてきた雲に隠れ気味ですが、右上には本栖湖の奥に、本家?毛無山が見えていました。

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では、ひと息ついたら下山しましょう。

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スマホで等高線を確認し、「しばらくは急下降みたいだから両手が使えたほうがいいんじゃない」と伝えましたが、
僕のアドバイスを聞き流してトレランポールを出した妻は、案の定急な下りで四苦八苦していました(>_<)

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それでも下りの難所を通過し、下界を目指します。

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思っていた以上に長く感じましたが、ようやく下山完了です。

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さて、下山ポイントから駐車場までは約2km。
歩けない距離ではありませんが、事前にデポしておいたミニベロが満を持してお出ましです。

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ミニベロは1台しかないので、そのまま僕が乗り込み、颯爽と駐車場へ。
5分後にはBAN-BAN号と合流し、妻の待つ湖畔へと舞い戻りました。
by nandakadays | 2025-09-28 12:00 | TREKKING | Comments(0)
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