分身の術

…なんて術を操れるハズもなく、広角ズームレンズ用NDフィルター（口径72mm）を買い足したので、巡業先でちょいと試してみました。



拙請負連載案件下見のため三連休前日に訪れたのは、山岳書編集者O竹氏に命じられ、

とあるイベントの同行取材･撮影のため、2005年秋に訪れて以来となる北関東の某所。

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前回から20年もの歳月が経過し、当時の印象はかなり希薄になっていましたが、

たまたま通りがかったお宅の前にある石の水瓶（?）を目にした途端、

「ここ、来たことある！」と一気に記憶が甦ったのだから、不思議なものであります。

その20年前の訪問時は、Nikon F3にEKのリバーサルフィルム（エクタクロームE100VS）を詰め、

ISO200に増感したうえで、単焦点レンズを頻繁に交換し、時にはゼラチンフィルターなんぞを

見よう見まねでかましながら必死でパチパチしていましたが、我ながらよく頑張ったモンだなと。

気づけばすっかりデジカメになじんだ身としては、隔世の感しきりなのであります…いやはや。

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にしても、あれから20年後、今度はミニベロにまたがりながら自撮りを繰り返すことになるとは、

毎度のことながら、縁の奥深さをしみじみ思う次第でありまして（残念ながらに連休はおでかけなしです）。