![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 夏山なので雲がかかることは覚悟していましたが、思っていたより早くガスってしまいました。 ![]() こちらはタカネナデシコですかね。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ◇◇◇ 実は鉾立峰へ登る途中、反対側から下ってきた朳差小屋泊の地元男性と立ち話になり、 行程を尋ねられたので、我々は朳差往復のみで今日も頼母木小屋でテン泊と伝えたところ、 「そんなに余裕があるのなら、山頂の先の長者平に行くといいよ」と教わった次第です。 ![]() ![]() まさに山上の別天地といった趣きでして、教えてくれた地元男性に感謝感謝です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ◇◇◇ 前日は土曜日だったこともあり、避難小屋泊を含めて約20名の登山者で賑わっていましたが、 テン泊の方々も含めて全員いなくなり、ソロの日帰り登山者が休憩しているだけでした。 ![]() ![]() ![]() ![]() ◇◇◇ トンボたちのおかげで、飯豊名物(?)のアブやブヨの数は少なかったみたいですが、 それでも妻はふくらはぎを中心に何ヶ所か刺されたようで、ずいぶんかゆがっておりました。 ![]() 当番交替で先ほど足の松尾根を登ってきた小屋番のイナバさんに理由を尋ねたところ、 本来は酒を販売する許可だか免許だかがないので、便宜上「お裾分け」としているのだそう。 ◇◇◇ 「ここは国立公園内でテント泊も原則ダメなんだけど、大目に見てもらっているんです」とか。 なるほど、近くの朝日連峰がテン泊全面禁止なのも、そのあたりに理由がありそうですが、 酒類販売やテン泊なんかは堅いこと言わず、今後も大目に見てもらえればと思う次第であります。 ![]() ![]() ![]() ![]() あいにく雲が消えてくれず、眺望がないままなので、皆さん手持無沙汰のようでした。 ◇◇◇ ちなみに頼母木小屋周辺は携帯の電波がバリバリ入り、それはそれでありがたい反面、 面倒な電話がかかってきたりして、それはそれで厄介でありました(なかなか難しいモンダイですね)。 ![]() ザックから大事そうに取り出したジップロックの中身を頼母木水にドボン。 ◇◇◇ 偶然、その様子を見ていた僕が「えっ、今のは桃じゃないんですか?」と訊いたところ、 「どうしても冷えた桃を食べたくて持ってきちゃいました」と恥ずかしそうでした。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 訊けば、朳差小屋のある関川村の方だそうで、手弁当で朳差小屋の管理もしながら、 胎内市の登山愛好家のメンバーにも加わり、頼母木小屋の小屋番もしているとか。 ◇◇◇ 同じく胎内市が管轄する門内小屋の小屋番をするときもあるとのことなので、 前日の経緯を伝えたうえで、「ギルダの池付近にクマは出ますかね」と尋ねたところ、 「出るよ、出る」だって。うむむ、あの大きなうなり声はやっぱり…。 加えて「明日下る足の松尾根付近にもいるから、気をつけて」と忠告されました。 ![]() ![]() 肉眼でうっすら見えた程度で、写真に収めることはできませんでした。 ![]() ![]() ◇◇◇ 今回、ミニ三脚&ケーブルレリーズでトライしてみましたが、 ミニ三脚ゆえ風で微妙に動いたり、ケーブルレリーズの振動が伝わったりと、 なかなかうまく撮れず、長時間露光で苦労したわりに出来はイマイチでした。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ポールをヘビに突き刺してしまい、ギャーギャー大騒ぎするなどハプニングもありましたが、 猛暑のなか、お互い激汗を滴らせながら、大きなけがをすることもなく登山口に到着です。 ![]() ![]() ◇◇◇ この夏は前半の高天原、後半の飯豊と、ずっと行きそびれていた地を訪問できたこともあり、 なかなか充実した夏山JOYになったんじゃないかなと、振り返りながらしみじみしている次第です。 ◇◇◇ ついでながら、本日をもって僕は61歳に。 「次に飯豊へ行くとしても、さすがにデカザックはもういいかな」と思うお年頃でありまして(>_<)
by nandakadays
| 2025-09-05 09:05
| TREKKING
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Comments(2)
素敵な飯豊の山旅、堪能させていただきました。
ご夫婦お二人でこんな旅ができるのがとても羨ましいです。 で、私が飯豊へ行ったとき(30年前)にはテン泊禁止だったと思うのだけれど 今はテン泊できるようになったのかなぁと思ってましたが そう言うことだったのですね♪ よきよき(^^ゞ
冗長なレポにもかかわらず、ご笑覧いただきありがとうございます。
そうでしたか。かつては飯豊も朝日連峰同様、テン泊禁止だったのですね。 どういう経緯で大目に見てもらえることになったのか、ちょっと気になりましたが、 大目に見てもらえたおかげで、至福の頼母木TIMEを満喫でき、満足満足です♪
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