甲斐駒・仙丈[3]

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さて本日後半戦。目の前に屹立する甲斐駒が神々しく見えてきます。



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登山道はほどなく直登ルート(左)と巻き道(右)に分かれますが、ヘナチョコ隊は迷わず右へ(笑)

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おっと、意外にも急な下りが。ここは気をつけないと。

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その先には、風化した花崗岩特有の無機質な光景が広がっています。

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摩利支天との分岐まで来ると、ガスがかなり濃くなってきました…ウムム。

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それでも時折視界が開けるので、好転することを期待しましょう。

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拙い願いが通じたか、ガスは徐々に薄くなってきました。

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あとは山頂付近の雲が消えてくれるといいんですが。

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振り返ると、依然として雲は多いものの、摩利支天や鳳凰三山が姿を現していました。

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おかげさまで、青空のもと、山頂がお出迎えです。

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てなワケで、甲斐駒ヶ岳山頂(2967m)に到着しました。
雲で眺望はかなり遮られましたが、一面のガスガスではないのでヨシとしましょう。

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まずは一等三角点にタッチしておこうかと。

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次いで山頂の祠に立ち寄り、無事登頂のお礼まで。

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祠には、いくつもの草鞋がぶら下がっていました。

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関心はあるのですが、ま、ヘナチョコ隊がこの先へ立ち入ることは、今後もないでしょう。

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にぎやかだったグループ登山者の姿が消え、広々とした山頂には人影がポツリポツリ。
お腹がすいたので、手頃な岩に腰を下ろし、持参のどら焼きをのんびり頬張っておきました。

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頂上TIMEを存分に満喫できたので、天気が崩れる前に下りにとりかかりましょう。

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なんて思っていたら、案の定濃霧にがっつり包まれてしまいました。

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ところがどっこい、駒津峰まで戻ると、先ほどの濃霧はどこかへ。これぞ甲斐駒七変化といったところかと。

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あとは前方に仙丈ヶ岳を見据えながら、北沢峠へ向けてひたすら下っていきます。

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噴き出す汗を拭いながら、ヌプカ2の待つ昼下がりのテン場に戻ってきました。

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そのままゴロリとくつろぎたいところでしたが、まずはヌプカ2を少し離れた場所へ移動。
というのも昨晩深夜零時過ぎ、トイレに行こうと起きたところ、拙テント下が水浸しに…。
外へ出ると、水場の排水方向が変わり、ヌプカ2めがけて流れ込んでいるではないですか!!
 ◇◇◇
このままではオチオチ寝ていられないので、ヘッドランプを頼りに石を動かしたり、
持参のスコップで水路を掘ったりして流れを変え、どうにか浸水の危機は免れたのですが、
今宵、再び同じ目には遭いたくないので、今のうちに引っ越した次第であります。

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引っ越しも無事完了したので、忘れないうちにソーラーパフを充電しておこうかと。

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てなワケで、荷物整理も終え、ようやくひと息つくことができたので、
「いやぁ、昨日ガマンした甲斐があるなー」とか言いながら、至福のYEBISUをプハー♪♪
by nandakadays | 2018-07-31 20:00 | TREKKING | Comments(0)
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