高峰・黒斑[2]

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中本選手の優勝インタビューを見届けてから、宿自慢の雲上野天風呂を目指すことに。
 ◇◇◇
件の提灯が目印の「日本秘湯を守る会」ですが、僕の知る限り、ここ最近退会が相次いでいる模様。
内紛でもあったのか、はたまた会長の横暴に嫌気がさしたのか、部外者には知る由もありませんが、
例の独善的なお手盛りガイドブックが跋扈している間は、見通しは暗いのではと思う次第でして…。




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と、提灯を見かけて、ついつい余計なことを考えてしまいましたが、
重い扉を開け、さらに進んだ先には、外へと通じる寒々とした通路が。
(ちなみにウリのランプは、灯油ランプではなく、すべてランプ風電気照明でした)

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「いやはや、まったく酔狂なところに来たもんだ」と自嘲しながら、
サンダル履きのまま50mほど進むと、ここで男湯と女湯に分かれます。

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晴れていれば、下界を見渡せるそうですが、吹雪では当然望むべくもなく…。

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しかも脱衣スペースは野ざらし状態。入浴にはかなりの根性が要りそうです(>_<)

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と、グダグダ小言ばかり書き連ねましたが、絶え間なく吹きつける雪の痛みに顔をしかめながらも、
ぬる湯の野天風呂にしぶとく浸かり続けることウン十分。湯上がり後は、中本選手の初優勝を祝し、
僕の影響で今や中本健太郎応援団長と化した妻ともども、ほどよく冷えたプレモル黒をぐびびー

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上機嫌のまま、お次は建物2階の内風呂を偵察することに。
シンプルな浴槽は、38℃の源泉槽と40℃の加温槽に分かれていますが、
いずれもぬる湯好きにはたまらない絶妙さで、ヨダレが垂れそうです。
(女性用は源泉槽がさらに広いとのこと。ウラヤマシイ限りですなぁ)

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源泉の注ぎ口は、そのまま飲泉場にもなっていました。

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さらに1階の内風呂も覗くと、こぢんまりとした造りながら、こちらも源泉浴槽と加温浴槽が。
んー、満足満足♪♪

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ぬる湯三昧にすっかり腑抜けたまま、夕食へと突入です。

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メインは地鶏の豆乳鍋で、極上ぬる湯で芯まで温まった体が、さらにポカポカに。

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夕食後は、日本カーリング選手権の女子決勝を観たかったのですが、あいにくBSは視聴不可とのこと。
かわりに、宿で餌付けしたと思しきキツネやタヌキがやってくるのを、しばらく眺めておりましたが、
気にかかる天候はなかなか回復せず、相変わらずの荒れ模様。はたして明日は黒斑山に登れるのやら…。

by nandakadays | 2017-02-08 12:00 | JOURNEY | Comments(0)
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