2014秋@荒川・赤石・聖 [6]

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September 28, 2014@百間洞山の家テント場
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前夜は氷点下の冷え込みだったらしく、フライシートは凍ってバリバリ状態。
濡れて重くなったテントを撤収し、荷をまとめていると、夜が明けてきました。



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谷間の百間洞(約2500m)から1時間以上登り続け、ひとまず稜線へ。おかげさまで今日も登山日和の好天です。

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この日の正念場は聖岳(3013m)の登りですが、その手前には足試しとばかりに、
中盛丸山(2807m)小兎岳(2738m)兎岳(2818m)と急な登り下りを強いられるピークが待ち構えています。

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てなワケで、まずは中盛丸山をクリアです。

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紅葉の間を縫いながら、次なる関門へ。

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2つ目のピーク、小兎岳も突破です。ふぅ。

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そんでもって、喘ぎ喘ぎでしたが、どうにか兎岳の山頂へ。ひぃ、しんどっ!!

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兎岳の頂から来た道を振り返ってみました。昨朝登った荒川東岳はずいぶん遠くになったもんでして。

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兎山からコルまで足場の悪い急峻な道を下り、コルから聖岳山頂までは標高差400mの長い登りが。
最後の難関を前に、いっそう気が引き締まります。

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写真を撮る余裕もないまま、コルに到着しました。
聖岳への登りに備え、脚力を残しておきたかったところでしたが、厳しい下りで太ももはすでにパンパンです。
そんなことにはお構いなく、目の前にはこの先の道も見えないような急な上り坂が、容赦なく待ち受けていました。

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森林限界を超え、太陽にジリジリと炙られながらの登りが、まだまだ果てしなく続きます。

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かすかに漂う硫黄のにおいに振り返ると、視界の先には前日噴火した御嶽山の姿が肉眼でくっきり。
この時点で得られたのはラジオからの情報のみでしたが、ただならぬ事態であることだけは伝わってきます。

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長い稜線を登り続けること2時間近く、ようやく頂上らしき一角が近づいてきました。
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ちなみに聖岳は国内最南端の3000m峰ということで人気が高いようですが、
僕が興味を持ったのは、最近見かけない女優・小島聖嬢のお父さんが登山好きで、
聖岳に因んで娘に「」と付けたと知ったのがきっかけ。
「ばかばかしい」と妻には失笑されましたが、本当のことなので仕方ありません。
ちなみに聖岳が国内最南端の3000m峰というのは俗説で、本当は富士山だとか

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小島聖はさておき、ともあれ自称・国内最南端の3000m峰である聖岳に到着です。
誰もいないのをいいことに、赤石岳に対峙しながら、ちと気どってみました(失敬)。


by nandakadays | 2014-10-05 18:00 | TREKKING | Comments(0)
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