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2012秋@双六闊歩[3]

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at 7:00 a.m. on October 5, 2012@鏡平山荘周辺

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深夜に山荘の前から仰ぎ見た槍・穂は、月明かりに照らされて稜線を浮かび上がらせていましたが、
朝、目を覚ましてみるとあいにくの霧雨。これだから山の天気は油断なりません。

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弱雨に見舞われながら、笠ヶ岳へと続く稜線上の分岐(弓折乗越)に到着するも、視界は一向に回復せず…。

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依然として厚い雲が消えないものの、少しずつ光が射してきて、なんとなくブロッケンでも出そうな雰囲気です。

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と思っていたら、一気に青空が! ブロッケンには出合えませんでしたが、まずはひと安心であります。

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太陽に照らされたダケカンバの黄色い葉とハイマツの緑のコントラストが鮮やかですなぁ。

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視界が開けると、前方の鞍部に双六小屋が見えてきました。

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雲が切れるのを待っていたのか、荷揚げ用のヘリも登場です。

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双六小屋の真正面には、どっしりとした山容の鷲羽岳(2924m)が鎮座しておりました。
まだ午前9時過ぎなので小屋には立ち寄らず、一服してから双六岳を目指して歩き続けます。


by nandakadays | 2012-10-10 12:00 | TREKKING | Comments(0)

2012秋@双六闊歩[2]

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at 11:00 a.m. on October 4, 2012@小池新道

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オオバユキザサ(たぶん)の赤い実に心和ませながら、さらに上へ…なんておだやかな気分ではなく、
この頃にはシトシトと雨が降りだし、なんと雨具を着込むハメに…うーむ、好天の予報はいったい??

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そんなこんなで午後1時30分、鏡平山荘に到着。あたりは濃い霧で眺望はほとんどありません(涙)

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さらに雨脚が強まってきたので、ヤケ気味にラーメンをすすってから、早々に昼寝(ふて寝?)することに。

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しばし横になっていると、どこからか「稜線が見えてきたゾ」との声が聞こえてきたので、あわててオモテへ。
一帯を覆っていたガスが消えはじめ、近くの山肌が徐々に見えてきました。


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ほどなくすると、西鎌尾根の稜線までもがくっきり。んー、コレは期待大です。

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雲のすき間から、槍ヶ岳(3180m)や「アルプス一万尺」でおなじみの小槍もひょっこり登場です。

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谷間から湧く雲は最後まで消えなかったものの、夕陽に照らされた槍の雄姿を、どうにか鏡池越しに拝むことができました


by nandakadays | 2012-10-09 12:00 | TREKKING | Comments(0)

2012秋@双六闊歩[1]

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at 8:00 a.m. on October 4, 2012@新穂高温泉

 ◆◆◆
今夏の旅の最後に、西穂高口の展望台で槍ヶ岳からのびる西鎌尾根を眺めながら、
「いつか、あの尾根の奥へ行ってみたいなぁ」とぼんやり思い浮かべておりましたが、
よもや1ヶ月半後に、新穂高温泉へ再び舞い戻ってくるとは思いもよりませんでした。

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今春異動した妻の勤務先は、10月の3連休を前にした2日間、秋休みなる平日休暇があるというので、
紅葉狩りがてら泊まりがけでどこかの山へでも行こうかと画策し、思い立ったのが北アルプス・双六岳。
 ◇◇◇
若い頃はお互いテント派でしたが、今年は狙っていた2人用テントが在庫切れで入手できず、
そもそも稜線まで担ぎあげる体力があるか否かもアヤシイので、山小屋にお世話になることに。
当初は双六小屋で1泊し、翌日に双六岳へ登ってから新穂高温泉へと下山する予定でしたが、
出発の前々日、昨秋の鳳凰三山縦走でご一緒し、北アルプスの山小屋事情にも詳しいO竹氏らと、
作戦会議@吉祥寺S魚屋で密談?の結果、急遽、山中で2泊しながら、のんびりすることに決定。
 ◇◇◇
てなワケで雨の残る明け方の中央高速を爆走し、10月4日の朝、記憶に新しい新穂高温泉へ到着。
この日は双六小屋の手前にある鏡平山荘を目指して、ゆるゆると歩き始めた次第であります。

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天気予報では好天のはずでしたが、意外にもかなりの曇天でのスタートです。

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と、やや落胆していると、次第に光が射しはじめ…

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気づけば、上空には青空が広がってきました。

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あっという間にわさび平小屋に到着です。

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ほどなくして林道歩きが終わり、ここからはいよいよ登山道の小池新道が始まりますが、
いつの間にやら太陽は姿を隠してしまい、稜線には厚い雲が…アレレ??

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途中、昼食がてら秩父沢で一服するものの、依然青空はどこにも見当たりません。

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どうにもパッとしない空模様の下、ひたすら淡々と登り続けていきます。


by nandakadays | 2012-10-08 12:00 | TREKKING | Comments(0)

debut[2]

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晴れたり曇ったり、めまぐるしく空模様が変わるなか、樹林帯を抜け、昼前には倉岳山の山頂に到着。
もとより大した眺望は望めない山ですが、それでも大菩薩方面の山並みを眺めていると小雨がパラリ。
徐々に雨脚が強まってきたので、慌てておにぎりを頬張り、そそくさと下山開始であります。

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思いのほか降り出しの早かった雨も、その後は降ったりやんだりで、大きな問題もなく無事下山。
夏の盛りが過ぎたとはいえ、標高1000mに満たない低山だけに暑さ・湿気とも容赦はなく、
とんでもない量の汗に全身ずぶ濡れになりながら、昼下がりの梁川駅にたどり着きました。

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缶ビール片手に中央本線に揺られながら、乗換駅の高尾へ。
水分補給のため、駅構内でさらに生ビールをグビビ…。

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水分補給だけのつもりが、小粋な酒肴まで付いてきたので、
まんまと赤ワインを2杯、追加で補給してしまいました(笑)

 ◇◇◇
さて、肝心のnew facesクンですが、登山道を歩く姿を観察する限り、
GARMONTネブラスカGTXは、僕の古ぼけた小汚いDannerに比べて、
ホールド感やソールのグリップがかなり安定しており、滑りやすい下り坂も歩きやすそう。
Black Diamondのトレッキングポールも、最初は握り方すらおぼつかなく、アタフタしていましたが、
徐々に扱いにも慣れ、下山時の頼れる相棒となった模様であります。メデタシメデタシ。


by nandakadays | 2012-09-18 12:00 | TREKKING | Comments(0)

debut[1]

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September 16, 2012@倉岳山

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前回ご紹介したnew facesクンの足慣らしとして向かったのは、山梨県大月市の倉岳山です。
何年か前に僕だけ登ったことのあるこぢんまりした山(標高990m)で、沢沿いの登山道はなかなか心地よく、
何より中央本線の鳥沢駅と梁川駅を結んで歩くことができるため、
連休中の渋滞に巻き込まれる心配がないことから、思案の末コチラを選んだ次第であります。

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この登山道は、甲州街道鳥沢宿と秋山の集落を結ぶ古道だったそうで、そんな名残も感じつつ、
苔むした沢の様子に「ミニ白谷雲水峡みたいだ」と喜びながら、淡々と上を目指していきました。


by nandakadays | 2012-09-17 12:00 | TREKKING | Comments(0)

2011秋@鳳凰三山[4]

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at 10:00 a.m. on October 8, 2011@観音岳~薬師岳

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観音岳から薬師岳へは、ほとんどがゆるやかな下り道。
せっかくの登山日和なので、あまり先を急がず、散歩気分で稜線上を闊歩しました。

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そうこうしているうちに、ハイマツ帯に突入です。

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地を這うようにカラマツも点在していました。

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気づけば薬師岳がもう目の前に迫っています。

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鳳凰三山残りのひとつ・薬師岳(2780m)に到着。
地蔵岳・観音岳でも見かけましたが、このオブジェは何に使うのでしょう??

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20年前に縦走した白峰三山(左から農鳥岳・間ノ岳・北岳)に見送られつつ、
ここから青木鉱泉への急な下山路(中道ルート)へと進路をとりました。
紅葉はイマイチでしたが、天候に恵まれ、ともあれメデタシメデタシです。【了】


by nandakadays | 2011-10-12 08:00 | TREKKING | Comments(0)

2011秋@鳳凰三山[3]

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at 8:00 a.m. on October 8, 2011@アカヌケ沢の頭

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地蔵岳を離れ、主脈の稜線上に位置するアカヌケ沢の頭に達すると、
谷を挟んだ先に姿を見せたのは、富士山に次ぐ高峰・北岳(3193m)
これ以上ないような好天に、思わず頬が緩みます。
 ◇◇◇
かつて北岳に登った際、深い谷のあちら側から鳳凰三山を眺め、
「今度はあそこを縦走しようかな」と思い浮かべていたのに、
ふと気づけば、あれから丸20年の歳月が流れてしまいました。
 ◇◇◇
あまりの時間の経過に、ちと複雑な気分ではありますが、
ともあれ、ようやくここに立つことができ、いやはや感慨無量です。

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稜線上では、岩にへばりつくように生息するウラシマツツジがあちこちに。

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この花を見るため鳳凰三山へ登る人もいるというタカネビランジが一輪。

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アカヌケ沢の頭から観音岳へと向かう鞍部でひと休み中。それにしても岩だらけの山だこと!

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鳳凰三山の最高峰・観音岳(2841m)には、二等三角点跡がひっそり。

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観音岳山頂から歩いてきた道を振り返ってみると、こんな感じです。

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これから向かう薬師岳の先には、雲間から富士山が頭を覗かせておりました。


by nandakadays | 2011-10-11 08:00 | TREKKING | Comments(4)

2011秋@鳳凰三山[2]

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at 5:30 a.m. on October 8, 2011@鳳凰小屋前

 ◆◆◆
前夜は早い夕食を終えた途端、O竹氏が早々に横になってしまったため、
残された僕は、持参した芋焼酎のお湯割りを寝床で勝手にチビチビやっていましたが、
午後7時前には眠くなり、そのまま爆睡zzz…
(山小屋の掟として寝床での飲食は不可だと、後で知りましたが…たはは)
 ◇◇◇
午前3時、用を足しに小屋の外にあるトイレへ向かうと、頭上には満天の星空が!!!
この日の好天が約束された気分で、胸を躍らせながら夜明けを待ち、
質素な朝食を済ませ、荷をまとめてから、午前6時30分過ぎに小屋を出発。

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急な樹林帯(斜面に沿ってナナメに木々が生えてました)を抜けると、次第に視界が開け始め…

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地蔵岳の岩峰が目の前にドーンと現れました。

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地蔵岳のシンボルである花崗岩のオベリスクを目指し、
歩きにくい砂礫の登山道を一歩ずつ踏みしめながら、さらに上へ!

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山頂近くの賽ノ河原には無数のお地蔵さんが居並び、一種独特の風情を醸し出しています。

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こちらが地蔵岳(2764m)山頂直下からオベリスクを見上げたところ。
天に向けて屹立するオベリスクの上まで登る猛者もいるようですが、
我々ヘナチョコ中年隊は無理せず、ここから拝むだけにしておきました。

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西側に目を向けると、眼下には地蔵岳の山影がくっきり。
その先に延びるアサヨ峰(中央)の背後には、
甲斐駒ヶ岳(右:2967m)仙丈ヶ岳(左:3033m)が鎮座しており、
南アルプスらしい雄大な光景を、しばし堪能しておりました。


by nandakadays | 2011-10-10 08:00 | TREKKING | Comments(0)

2011秋@鳳凰三山[1]

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at 9:00 a.m. on October 7, 2011@山梨県韮崎市:青木鉱泉

 ◆◆◆
7月の尾瀬・燧ヶ岳山行に急遽行けなくなった山岳書編集者のO竹氏と、
リベンジを期して秋の山へ。
 ◇◇◇
といっても、お互いフリーランスという名の不自由業ゆえ、仕事を調整し、
行き先も含めて決まったのは、出発前日の10月6日という慌ただしさ。
標高1150mの青木鉱泉を基点に、ドンドコ沢ルートをたどり、
途中山小屋1泊で、南アルプスの鳳凰三山を目指すことになりました。

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ドンドコという名の由来はともかく、沢沿いにつけられた登山道をひたすら上へ上へ。
途中、いくつかの沢を渡り、次々と現れる豪快な滝が、疲れた体を癒してくれましたが、
中盤以降、ルートはかなりの急登が連続し、いやぁ~キツイキツイ。

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それでもどうにか高度を稼いでいくと、目指す山のひとつ・地蔵岳がひょっこり前方に!

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とまあ、途中昼食などを挟みつつも、午後2時過ぎには標高2400mの鳳凰小屋に到着。
 ◇◇◇
僕はずっとテント派だったので、山小屋に宿泊するのは、1993年の後立山連峰縦走中、
急に片眼が見えなくなり、そのうえザックを誤って谷底に落としてしまい回収に手間取ったため、
やむなくキレット小屋にお世話になって以来2度目という、いわば山小屋初心者。
 ◇◇◇
「南アルプスの山小屋は、あまり期待しないほうが―」という
事情通O竹氏の言葉どおりでしたが、水場が目の前という利便性もあるので、
ま、その辺は割りきって、明日に備えて一夜を過ごすことにしました。

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で、到着するや、我々は小屋の前のテラスで湯を沸かし、
O竹氏持参の麦焼酎をお湯割りでグビビ… んー、あったまる!!

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夕方5時前にはすっかり陽も陰り、ふっくらした半月が姿を見せ始めました。


by nandakadays | 2011-10-09 16:00 | TREKKING | Comments(0)

夏がくれば[3]

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下山途中、大きなケルンが積まれたミノブチ岳から俎嵓に別れの挨拶です。

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ダラダラとした長英新道を下り、尾瀬沼畔を回り込みながら大江湿原に到着。
見頃にはまだ早いと思っていましたが、意外やニッコウキスゲがそこそこ乱舞中!

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太陽が雲に隠れてしまったのが残念でしたが、いいモン見させていただきました。

北海道の夏を彩るエゾカンゾウにそっくりだなぁと思っていましたが、
 調べてみると、どうやらほぼ同種だとか。なるほど似ているハズです。


by nandakadays | 2011-07-18 10:00 | TREKKING | Comments(0)