鷲羽・水晶・黒五・笠[6]

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笠ヶ岳への行程も、およそ残り半分となりました。



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笠を前にした稜線闊歩を愉しみにしての初訪問でしたが、朝の好天はどこへやら、すっかり視界不良です。

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抜戸岳(ぬけどだけ:2813m)山頂へは分岐から少し登るようですが、眺望が期待できないのでスルーしました。

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オッ、いよいよ笠ヶ岳がうっすら見えてきましたよ。

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と思ったら、ちょっと形の似たにせピークでした(>_<)

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んっ、今度こそ本物と信じたい。

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その手前には抜戸岩と呼ばれる巨岩が立ちはだかっていました。
岩の間をすり抜け、あたかも笠ヶ岳の神域へと踏み入れる結界のようです。

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思っていたより長い道のりでしたが、ようやく笠ヶ岳の山頂が目の前です。
右上に見えるのが笠ヶ岳山荘、テン場は小屋からかなり下に広がっていました。

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小屋から一番離れたあたりに適地を見つけ、風に飛ばされないよう慎重にペグをトントントン。
風は谷から吹き上げているので、念のため今日は出入口を山側に向けておきました。

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張り終えてから、受付のため小屋へと向かいましたが、岩あり雪ありの道は片道12分(ちなみに下りは8分)。
テン場にトイレはないので、単に往復するだけで20分かかるとは、なかなかに厳しい道のりであります(涙)

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笠ヶ岳山荘の前では、先着の小屋泊まりの方々がくつろいでいました。
 ◇◇◇
靴底がはがれてしまったおじさん3人組も、ヘナチョコ隊がテントを張っている間に無事たどり着いたよう。
おじさんたちが僕らを見つけ、「ありがとう。小屋の方に相談して、応急処置してもらえることになったから」
と早くもビール片手に報告してくれました。どうやら、今宵は立ったまま寝ずに済みそうでヨカッタ(笑)

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せっかく小屋まで上がってきたので、ついでに山頂へと向かうことにしましょう。

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まずは堅牢に石が組まれた祠に出向き、ここまでの登山の無事に深く感謝です。

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山頂標識のあるあたりには先客が大勢集まり、何やらにぎやかに騒いでいました。

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眺望がないので早々に山頂を辞し、再びテン場へと下っていきます。

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気づけばテントの数はすっかり増え、いかにも夏の北アルプスっぽい風情が漂っていました。
 ◇◇◇
すでにフラットな場所は少なく、もしヘナチョコ隊が当初の計画通り三俣山荘出発だったとすると、
もっと遅い時間帯に疲労困憊で到着したうえに、テントを張るのにも難儀していたことかと。
前日に五郎さん往復を断念し、双六池畔へ移動しておいたのは、今となっては賢明な判断でした。

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先ほど小屋で買っておいたビールを近くの雪渓でガッツリ冷やしておきます。
山旅最後の夜なので、奮発してロング缶にしておきました。

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雪渓の下はテン泊者用の水場になっています。

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場所柄、暗くなってからの水汲みは厄介そうなので、今のうちに補給しておこうかと。

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夕陽に照らされる槍・穂高連峰の展望台として名高い笠ヶ岳ですが、残念ながら稜線は厚い雲に覆われています。

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やっとひと息ついたので、のんびり夕餉の支度でも始めることに。

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そのまま外でビールを飲んだりしながら、最後の晩餐をもぐもぐしていると、雲のすき間から山影が…。

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そのままはっきりくっきりとはいきませんでしたが、諦めていた穂高の峰々が目の前に浮かび上がってきました。
んー、ぜいたく。

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夕陽に照らされた上空の雲も、刻一刻と表情を変え、まさに笠ヶ岳劇場を満喫。
遠くから聞こえる雷鳴をBGMに、引き続きウィスキーをチビチビすするつもりでしたが、
山の天気は甘くなく、ほどなくして我がテン場にも猛烈な雨と雷が押し寄せてきました。
by nandakadays | 2017-08-13 18:00 | TREKKING | Comments(0)
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