甲武信[3]

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at 4:20 a.m. on June 6, 2017@甲武信小屋前



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前夜から一転、朝の光がテン場にも射し込み、すがすがしい気分で目覚めました。
 ◇◇◇
…と気取りたいところですが、実際には独り言ブツブツ御仁の片割れが突如発した、
「なんだ、凍っているじゃないか!」との素っ頓狂な声で叩き起こされたのが現実。
単に霜が降りてフライシートがバリバリなだけなのに、ったく勘弁してよぉ(+_+)

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山小屋の朝食は午前5時らしいので、その前に簡単な食事を済ませ、
宿泊者たちが小屋を出る前に、もう一度甲武信ヶ岳山頂へ向かうこととしましょう。

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前日見ていた黒金山は、富士山ともども波打つ雲海の上に頭を覗かせ、
あたかも海に浮かぶ島々のごとく幻想的な風情を醸し出しておりました。

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昨日の喧騒とは打って変わり、早朝の山頂は厳かな静寂に包まれています。

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国師ヶ岳(左)と金峰山(右)の間に見えるのが、南アルプスの農鳥岳・間ノ岳・北岳(左から)
金峰山の右に少しだけ見えるのが同じく南アルプスの仙丈ヶ岳で、右端が甲斐駒ヶ岳です。

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目を転じれば、八ヶ岳(南部)が屏風のように立ちはだかっておりました。

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さらにその右、天狗岳(左)から蓼科山(右)へと続くのが北八ヶ岳。
グッと凹んでいるのが麦草峠で、その背後には大キレットを挟むように槍・穂高連峰が

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こちらはこのあと目指す三宝山(さんぽうざん)
テントは張ったままなので、一度小屋まで戻り、荷物をまとめてから向かうことにします。

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防寒着などを詰め込んで山頂まで背負ってきたのは、このサブザック。
 ◇◇◇
本来はハイドレーション本体を入れるためのバルトロ85の付属品ですが、
取り外すと簡易サブザックになるという代物。とはいえ造りがショボイので、
使うことはないと思っていましたが、初回から活用してしまいました。

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そろそろ小屋泊まりの方々が登ってくる時間帯なので、この辺でお暇しようかと。

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旧モデルにもありましたが、バルトロのショルダーハーネスは2段階に調整が可能。
初日は短めに設定したので、2日目は長めに調整し、背負い心地を比べてみます。

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旧バルトロにはなかったハイドレーションのチューブを固定する留め具はなかなか便利でした。
ズール30にも同じ機能が付いていましたが、なぜか仕様が異なっています)

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撤収を終えたら、まき道経由で三宝山へ向かうこととしましょう。

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甲武信ヶ岳と十文字峠を結ぶ埼玉県・長野県境上の稜線は、木漏れ日が印象的です。

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時には立ち止まって、パチリパチリ。

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驚くことに、登山道にはわずかながら残雪も。

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登り返した先は、明るいながら木々に囲まれた三宝山山頂でした。

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1ヶ所だけ開けた場所からは、甲武信ヶ岳越しに富士山がぽっかり。

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フト見ると、山頂標識の脇には「埼玉県最高峰」の文字が!
てっきり甲武信ヶ岳が最高峰と思っていましたが、たしかにこちらの方が8m高いらしく、
しかも一等三角点まである由緒正しき山のようですが、存在自体今回初めて知った次第。
 ◇◇◇
そもそも、当の埼玉県民のうちの何割くらいがこの事実を知っているのか?
ヤマケイ勤続30年のまるどん嬢(さいたま市在住)、そこんトコどうなんでしょう(笑)

by nandakadays | 2017-06-09 18:00 | TREKKING | Comments(2)
Commented by まるどん at 2017-06-14 00:46 x
やっはー!さいたまの東側には山はないだでなー。(⌒-⌒; ) と、今頃すんまそん。
私事ではありますが、埼玉県民歴がとうとう人生の半分を超えました。(笑)

Commented by nandakadays at 2017-06-14 16:00
んっ! てなワケで甲武信や両神ではなく、思わぬ伏兵がこんなところに潜んでいたのですよ。
ま、山歩きしないヤマケイ社員として名を馳せるまるどん嬢なので、予想通りのオチではありますが(>_<)
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