荒船・妙義[4]

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「道の駅みょうぎ」から金洞山山麓の「中之岳駐車場」に移動すると、
前日登った荒船山の全貌および艫岩(右端の絶壁)がくっきりと見通せました。
 ◇◇◇
ちなみに「艫」とは船尾のことだそうで、とすれば平坦な山頂部はさながら甲板かと。
「荒船山」とは、その特徴を的確に捉えたネーミングだなぁと感心しきりです。




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妙義山一般登山道散策は、ここから後半戦突入。
露払いのように立ちはだかる岩峰を見上げながら、石門めぐりの登山口を目指します。

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登山口の案内図を眺めながら、コースの全体像を思い浮かべてみました。

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すぐさま現れたのは、〈かにのこてしらべ〉なる小さな鎖場です。
ここで苦戦するようなら、さすがに退散したほうがよろしいかと。

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んっ、先ほど通り抜けた〈かにのこてしらべ〉は鎖場のうちに入らないということでしょうか?

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〈第一石門〉には光が射し込み、幻想的な雰囲気に満ちていました。

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ちょっとしたトラバースには、〈かにの横ばい〉と仰々しい名前が。

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すぐさま第二石門をくぐり抜けるための〈たてばり〉が登場です。

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その先の急な下り〈つるべおとし〉は渋滞中で、監視員の方が注意を促していました。

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通過待ちのあいだ、あたりをキョロキョロすると、こんなところにも奇岩が。

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こちらの難所は〈片手さがり〉と名づけられていました。

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全身を包み込むような新緑のシャワーが心地よい限りです。

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続く〈第三石門〉は、ごく小さな穴が開いているだけでひっそり。

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ほどなく中之岳(嶽)神社との合流点に着いたようです。

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すぐ目の前には妙義山のシンボル〈第四石門〉がどっしり!

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〈第四石門〉脇の展望ポイントでぼんやりしていると、〈つるべおとし〉にいた監視員さんが現れ、
「この場所は一日中見ていても飽きないから、〈日暮らしの景〉と呼ばれているんです」とポツリ。
さらに「上毛かるたに出てくる妙義山の絵は、ここからの眺めなんですよ」と教えてくれたので、
「えっと、上毛かるたって群馬県の人は皆知っているけど、県外では全く知られていないアレですね」
と、ついつい余計な口を挟んでしまい、会話はそこで終了。しまった(汗)

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帰宅後に調べてみると、件の絵とはこちらのよう。ウム、たしかに岩のカタチが同じです。
(ちなみに群馬県のほとんどの小学生は、上毛かるたを諳んじることができるのだとか)

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バツが悪いので、監視員さんに振り返った先に見える奇岩について尋ねてみると、
「左に見えるのが〈大砲岩〉で右が〈ゆるぎ岩〉、その間の穴は〈幻の第五石門〉と呼ばれてます」とのこと。

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どうやら〈第四石門〉のさらに先には、〈大砲岩〉へと通じる難路があるようなので、偵察してみようかと。

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てなワケで、鎖場を下ったり。

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結構な急斜面をよじ登ったり。

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その先には〈天狗のひょうてい(評定)〉なるポイントが見えてきました。

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〈天狗のひょうてい〉から仰ぎ見た金洞山はかなりの迫力です。
(単眼鏡を覗くと稜線上にクライマーが見えました。すごいなぁ)

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右やや上に見えるのが〈大砲岩〉で、石門群の先には荒船山と艫岩が再び見通せました。

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さらにこんな奇岩も。満腹すぎる風景に、何が何だかわからなくなってきました。

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奇勝をすっかり堪能したし、断崖上に長く居続けるのも苦手なので、そろそろ戻ろうかと。
とはいえ、ここもかなりの急傾斜なので、まだまだ気を抜くワケにはいきません。

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一般登山道に戻り、〈見晴台〉に立ち寄ると、おじいさんに連れてこられた孫たちの姿が。
すぐ先は切れ落ちた断崖絶壁なのに、こんなところで遊ばせておいて大丈夫なのかなと。

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ともあれ最後に中之岳(嶽)神社まで下りきり、石門めぐりも無事終了です。

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そもそも荒船山登山のオマケで妙義山にも足を延ばしたついでに、
ほとんど予備知識のないまま気まぐれで訪れた石門群でしたが、
天候にも恵まれたなか、フィールドアスレチック感覚で山歩きを楽しめ、
満足感にとっぷり浸りながら、家路に就くことにしました。【了】

by nandakadays | 2017-05-10 18:00 | TREKKING | Comments(0)
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