天狗・黒百合[4]

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at 4:30 a.m. on October 25, 2016@長野県茅野市:黒百合ヒュッテ前(標高2400mくらい)



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まるで冷蔵庫の氷温室(あるいはそれ以下かも)に閉じ込められたかのように凍てついた一夜、
あまりの寒さにほとんど熟睡できず、膝を抱えては何度も寝返りを打ってばかりいましたが、
夜明け前に、寝ている間も防寒用にかぶっていた帽子を脱いでみると、ん、もしかして雪??

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どうやらテント本体内側に結露した水分が深夜に凍り、霜になってへばりついていた模様。
タオルでテントの側面や天井部分を拭ってみると、ひとこすりするだけでこんな状態なので、
おそらく僕が寝返りを打つたびに帽子がテント内部に触れ、その際に霜が付着したようです。

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インナーでさえこれほどの状況なので、外側のフライシートも当然バリバリに凍りついておりましたが、
カミナドーム自慢のビスロンファスナーは凍結に強いのがウリなので、問題なくスンナリと開閉しました。

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思いのほか長くてしんどい夜になりましたが、ようやく朝の光がテン場にも届き始めました。

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それにしてもよほど冷え込んだらしく、テント内に置いてあった水さえも、かなり凍っています。

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僕はこの日下るだけなのでノンビリ気味ですが、他のテン泊メンバーは寒さにもめげず、
薄暗いうちからガサゴソと撤収を始め、早々にどこかへと出かけていきました。

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とはいえ、今日の天気は下り坂なので、僕もいそいそとテントを畳み、黒百合平を出発です。

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中山峠まではほぼ水平な道をスタスタ。

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心地よい木道を5分も歩けば、主稜線と交わる中山峠に到着です。

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今朝の佐久平は、一面の雲海に覆われていました。

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木々の向こうに見える東天狗岳にもお別れの挨拶を。

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さて、下りにとりかかりましょう。

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往路の本沢温泉との分岐に「中山峠手前 落石注意」とありましたが、案の定かなりの急斜面です。

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間もなく樹林帯に突入し、眺望もなくなりそうなので、最後に奥秩父方面をパチリ。
金峰山山頂に突き出した五丈岩が、ここからもよく分かります。

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次第に勾配がゆるみ、森の中をさらに先へ。

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陽射しがなくなってしまいましたが、みどり池畔にしらびそ小屋が見えてきました。

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昨日は先を急いで素通りでしたが、まだ雨は降りそうにないので、コーヒーをいただいていこうかと。

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のんびりコーヒーを飲んでいると、小屋のアイドル・ホンドリスくんもひょっこり登場です。

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2年前に泊まったときはお目にかかれなかった小屋のお母さんと、たわいないお話をしてから、
改めて東天狗岳を仰ぎ見、Babu号の待つ駐車場へ向けて、山道を足早に下っていきました。 【了】


by nandakadays | 2016-10-29 15:00 | TREKKING | Comments(0)
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