天狗・黒百合[1]

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at 6:30 a.m. on October 24, 2016@長野県南佐久郡小海町:北八ヶ岳みどり池入口(標高1585m)

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ピーカン予報に誘われ、午前3時に拙宅を出発してやってきましたが、あたりはよもやの濃霧です。



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今さらスゴスゴ引き返すワケにもいかないので、あまり視界の利かない登山道をトボトボ。
 ◇◇◇
思えば日帰り・山中泊にかかわらず、独り山歩きは7月上旬の蝶・常念縦走以来のこと。
当然のことながら、今季の新顔テント・カミナドーム1も活躍の場がないままなので、
再登板の機会を窺っておりましたが、9月から10月にかけてのぐずついた天気に翻弄され、
出番のないまま、狙いをつけていた日本アルプス各地のテン場は軒並みクローズ状態に。
 ◇◇◇
「こんなことでは、鳴り物入りのカミナドームに申し訳が立たない」とアレコレ物色したところ、
北八ヶ岳に縦走っぽいテン泊山歩きができそうなルートを発見し、慌てて出向いた次第です。

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てなワケで、古い「山と高原地図」を引っ張りだし、まずは今回のコースをご紹介。
 ◇◇◇
みどり池入口(正しくは稲子湯唐沢橋登山口と呼ぶらしい)からしらびそ小屋を経て本沢温泉へ。
ここから白砂新道を登って八ヶ岳の主稜線を目指し、天狗岳(東天狗岳・西天狗岳の双耳峰)登頂後、
黒百合ヒュッテの建つ黒百合平でテン泊。翌日は中山峠経由で往路に合流し、出発地へと戻ります。
 ◇◇◇
東天狗岳は2009年10月に、しらびそ小屋は2014年8月にそれぞれ訪れているので、
目新しさには欠ける面もあるのですが、通年利用可能なテン場があるだけでもありがたく思わないと。

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先の平標山麓でのクマ騒動の余韻も冷めやらないので、念のためクマよけ鈴をチリンチリン♪

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ゆるやかな道を歩いていくと、こまどり沢の出合に着きました。

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ここからは傾斜が増し、登山道っぽくなっていきます。

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汗ばみかけた頃、見覚えのあるほっこり系道標が現れました。

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ほどなくして、懐かしきしらびそ小屋に到着です。

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早朝の霧もどこかへ消え去り、みどり池の向こうには目指す東天狗岳が立ちはだかっておりました。

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実は歩き始めからハイドレーションの調子が悪く、いくら吸っても水が出てこないので改めて調べたところ、
本来エディボトル(水筒)内にあるはずのホース(黄色の破線部分)を、装着し忘れていたことが判明。
先の山歩きでキャメルバックの製品を使ったところ、使い勝手がよかったので今回も持ち込んだのですが、
分解して洗ったあと、そのままにしたのが原因。使い慣れていない道具にありがちなミスではありますが、
これでは単にウォーターキャリーとしてしか利用できず、我がマヌケぶりがなんとも情けない限りです(涙)

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気を取り直し、これまた懐かしい森林軌道跡の道をトコトコ。

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明日戻ってくるはずの中山峠との分岐を左へ。下の注意書きが気になります。

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湿地帯を抜けると、しばらくは苔のミュージアムといった様相です。

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苔たちと戯れすぎたので、本沢温泉へと急ぎましょう。

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植物の分布が変わったのか、ここまでになかった明るい道が登場です。

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歩くにつれ、色づく葉も多く見られるようになりました。

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沢に架けられた橋そのものが水場というのは珍しいのではないかと。

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カラマツ林の向こうには硫黄岳の爆裂火口が荒々しい姿を見せていました。

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ほんのり硫黄臭が漂うなか、ワイルドな野天風呂で知られる秘湯・本沢温泉に到着です。


by nandakadays | 2016-10-26 18:00 | TREKKING | Comments(0)
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