谷川・馬蹄形[4]

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at 4:00 a.m. on June 11, 2016@谷川連峰・清水峠



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日が暮れた途端に強まり始めた風は、勢いを増したまま一晩中収まらず、
フライシートをバタバタと叩き続けたので、寝不足のまま朝を迎えることに。
夜中に期待して見上げた空にも星はなく、濃霧の朝を覚悟しましたが、
幸いにして、前日早朝のような視界を遮る不吉な雲は出ていないようです。

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荷物を再びまとめ、長丁場の縦走後半戦へと出発です。

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清水峠を見下ろす斜面を登っていると、稜線の向こうから太陽が昇ってきました。

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前日に遠望した大源太山ですが、間近に見るモルゲンロートの表情も迫力十分です。

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僕も朝の光を背に受けながら、七ツ小屋山を目指してトコトコ。

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ゆるやかな稜線をたどっていくと、山頂の道標が十字架に見えなくもない七ツ小屋山(1675m)に到着です。

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山頂からは、谷川岳から西へと延びる稜線上の仙ノ倉山や平標山(たいらっぴょうやま)
そして台地状の山頂部を戴いた右奥の苗場山まで見通すことができました。

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足元では、ツマトリソウがひっそり。

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七ツ小屋山から蓬峠への早朝の縦走路は、陳腐な表現ですが、天空へと通じる回廊のようです。

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前日に歩いた白毛門から朝日岳への稜線は、逆光のもと、シルエットを浮かび上がらせていました。

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不意に現れたのは、前夜蓬峠の山小屋に泊まった登山者のようです。
反対回りに歩く馬蹄形縦走路の印象は、どんな感じなのでしょう。

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この独特の色や形状は、ハクサンチドリのようですね。

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朝露に濡れたこの花の名は、なんというのでしょうか?

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昨日、凹んでいた僕を一番最初に慰めてくれたアカモノは、ここではキラキラ輝いています。

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稜線闊歩を満喫していると、眼下に蓬ヒュッテの屋根が見えてきました。
その先には、今日これから挑む縦走路が一望できます。

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蓬ヒュッテ周辺の登山道は、まるで黄色く彩られたプロムナードのようです。

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ふと思い出し、振り返った蓬ヒュッテの脇には、心地よさそうなキャンプ指定地がありました。
事前情報ほどぬかるんでいるワケでもないので、前日にここまで足を延ばしておけばよかったかも、
との思いが脳裏をかすめましたが、七ツ小屋山から蓬峠までの早朝の縦走路も素晴らしかったので、
気を取り直し、次なるピークを目指すこととします。


by nandakadays | 2016-06-16 12:00 | TREKKING | Comments(0)
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