雁・雁坂[4]

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at 4:30 a.m. on May 16, 2016@雁坂小屋テント場



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前夜の思いがけない月明かりに、翌朝の好天を期待して床に就いたものの、
夜半から風が強まり、フライシートを揺さぶり続けたので、寝不足のまま朝に。
ガイラインをしっかり張っていたため、テント自体に問題は生じませんでしたが、
再び濃いガスに覆われるなか、そろそろ日の出時刻を迎えそうな気配です。

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小屋の前に掲げられた温度計を覗き込むと気温は6℃。ま、この時期の早朝はこんなもんでしょう。

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テント本体は、今回も結露に見舞われず快適に過ごせましたが、
夜露やらガスやらでフライシートがぐっしょり濡れてしまったので、少しでも早く乾くよう、
100均で入手したシリコーンスクレーパーで、あらかじめ水滴を払いのけておきました。

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依然として風が強く寒いので、テント内でコーヒーを淹れ、朝食のパンをモグモグ。

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と、見る見るうちにガスが消え去り、一気に青空が広がり始めました。ありがたやー。

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山梨県側からコチラ埼玉県側に向け、不穏な雲が間断なく流れ込み続けていますが、
フライがある程度乾くのを待ってからヌプカ2を撤収し、パッキングも終え、いざ出発です。

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目を転じれば、埼玉県を代表する名峰・両神山が雲海に浮かんでいました。

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我々が両神山を眺めていると、いかにも実直そうで働き者の小屋番さんが解説写真を手に現れ、
「天気がいいときは、このように燧ヶ岳とか日光白根山まで見えるんですよ」と教えてくれました。

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小屋から雁坂峠へ向けて、昨日下った急坂を、今日は懸命に登り返していきます。

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「峠は風が強いだろうから気をつけて」との小屋番さんの警告どおり、
雁坂峠は一面のガスで、猛烈な風が山梨県側から吹き上げておりました。

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ガスが立ち込めるなか、急斜面を下っていきます。

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荒れた登山道は慎重に通過しました。

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前日歩いた雁峠までの沢に比べ、雁坂峠からの沢は水量が多く、
渡渉困難な箇所には丸木橋が架けられていました。

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立て続けに流れの速い沢に出合い、どこを渡る(跳ぶ?)か思案中です。

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滑りやすい石で足を踏み外さないよう、トレッキングポールでバランスを取りながら沢を越えました。

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ほどなくすると、ちょっとした難所が待ち構えており、なかなか気が抜けません。

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太陽は隠れたままですが、それでも緑に覆われた登山道はフィトンチッドに満ち満ちていました。
あまりの心地よさに、思わず「ABCABCハーンE気持」と場違いな古くさい唄を口ずさんだりして♪♪

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前方に立派な橋が見え、長かった山道もこれにて終了です。
この先、「道の駅みとみ」まで1時間ものコンクリート舗装路歩きは、なかなかの苦行でしたが、
夏に向けた準備としては、体力確認や装備の反省点も含め、まずまずの成果だったかと。 【了】


by nandakadays | 2016-05-20 12:00 | TREKKING | Comments(0)
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