乾徳山[1]

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October 12, 2015@山梨県山梨市三富村徳和



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さて、3連休。
我々ヘナチョコ隊は、今夏剱岳のピークに立ったものの、剱の標高は2999mだったので、
本年初の3000m峰を目指し(というか、そもそも妻は3000m峰の頂を踏んだことがないとか)、
テン泊山歩きを目論みましたが、モロモロ準備不足ゆえ、車中泊山歩きへとあっさり方向転換。
 ◇◇◇
ところが3連休の一番オイシイ2日目があいにくの雨となったため、車中泊山歩きも諦め、
連休最終日に、帰路の渋滞覚悟で、日帰り山歩きへと出かけることになった次第であります。

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てなワケで、今回向かったのは乾徳山(けんとくさん:2031m)登山口に当たる徳和集落(820m)
当初の計画からはかなりトーンダウンした印象ですが、僕にとっては最も忘れ難い山であります。
 ◇◇◇
というのも2011年のGW、迂闊にも乾徳山山頂で足がもつれ、岩だらけの斜面を転げ落ちた僕は、
昼食中の人の輪の中へドスン。「大丈夫ですかっ?」と声をかけられた際は、あまりの恥ずかしさに、
「大丈夫です!」と平静を装ったものの、強打した太ももに激痛が走り、以降1ヶ月近く歩行困難に。
 ◇◇◇
これを機に、加齢に伴う自らの体力低下を大いに反省し、ケガの快復を待ってジョギングを始め、
運試しに応募した東京マラソンによもやの当選。その後も乾徳山での屈辱をバネに走り続けた結果、
今では毎月山歩きへと出かけるまでになりましたが、もしもあのとき乾徳山ですっ転んでいなければ、
マラソンどころか、山へもロクに足を運ばないまま、怠惰な中年生活を送っていたかもしれません。
 ◇◇◇
七転八起ならぬ七転八倒の我が人生ですが、不本意な大転びの先にこんな展開が待っていたとは、
当の本人ですら、もちろん知る由もなく…。

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そんなこんなで、前置きがすっかり長くなりましたが、
いずれはお礼詣りがてら登らねばと思っていた乾徳山に、ようやく足を延ばすことができました。
 ◇◇◇
林道沿いの地図で今回のルートを示すと、オソバ沢の登山口から国師ヶ原を抜け、扇平へ。
ここから乾徳山山頂へと往復したのち、道満尾根をたどって徳和集落へと下ることとしました。

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秋の木漏れ日を浴びながら、心地よい山道を登っていきます。

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次第に傾斜が増し、登山道にはゴロゴロした岩が目立ってきました。

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樹林帯でひとしきり汗をかいた頃、「錦晶水」なる見覚えのある水場が現れました。

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前回はここへ着く前に足が重くなり、すでに疲れ気味でしたが、今回はまだまだ余力たっぷりです

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水場から少し歩くと、明るく開けた国師ヶ原に到着です。視界の先には乾徳山が鎮座しておりました。

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まだ紅葉の盛りには早いようですが、一部の葉はすでに色づいています。

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木々の向こうには、明るい空が広がりつつあります。

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樹林帯をポンと抜けると、かなたに南アルプスの峰々が悠然と横たわっておりました。
(左端に少しだけ見えるのが塩見岳、薄い雲のかかる農鳥岳、中央に間ノ岳、その右隣が北岳、
北岳の前に横たわる黒っぽい峰々が鳳凰三山で、右端に地蔵岳のオベリスクが辛うじて見えます)



by nandakadays | 2015-10-13 18:00 | TREKKING | Comments(0)
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