2015秋@屋久島[6]

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September 22, 2015@ヤクスギランド



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屋久島TIME4日目は「ヤクスギランド」へ。
初めてこの名前を聞いたときは、しょーもないアミューズメント施設のことかと思いましたが、
要は遊歩道が整備された屋久杉の森のこと。僕のように勘違いしている輩も多いようなので、
今からでも名称変更したほうがよいと思うのですが、ま、そうはいかないでしょうね、たぶん。

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木々の向こうには、太忠岳(たちゅうだけ:1497m)のシンボル「天柱石」がニョッキリ。
太忠岳は7年前の夏に登っており、今日は雲が多く眺望もさほどよくなさそうなので、
太忠岳への登山道途中にある、屋久杉に囲まれた「天文(てんもん)の森」を目指します。

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吊り橋を渡ると平坦な遊歩道もおしまい。ここからは登山道が待ち構えております。

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屋久杉のオバケ?が早くもお待ちかねです。

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屋久杉の森に立ち入ると、自分の存在がちっぽけに思えてきました。

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(いざな)われるまま、上へ上へ。

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立ちはだかる屋久杉の表皮に刻まれた歳月に、思わず圧倒されます。

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「天文の森」に入ると、見覚えのある大きな屋久杉が見えてきました。

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小川のほとりに堂々と立つ釈迦杉です。
 ◇◇◇
そもそも何百年いや何千年この地を見続けてきたのかすら想像できませんし、
この杉が放つ濃厚な「気」をカメラで写し取る力は僕にはありませんが、
ともあれ7年ぶりの再会を祝し、「気」を浴びまくりながら、一服することに。

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釈迦杉のかたわらでは極上の水が惜しげもなく流れています。

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木漏れ日を受けて光輝くせせらぎの橋さえも、どこか神々しく思えてきました。

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前夜お世話になった、妻の大学院の後輩・T田クンのお母さん(屋久島在住)が用意してくれた
お手製のおにぎりやさつま揚げを、釈迦杉が見下ろすなか、ありがたく頂戴いたします。

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我々のまわりには、屋久杉の森ならではの繊細な世界が、そこかしこに広がっていました。

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不意に目の前に現れたヤクザルの子どもは、繊細な世界なんぞどこ吹く風と、エサ探しに夢中です。

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すっかり腑抜けていたところ、雲行きが怪しくなってきたので、重い腰を上げ、お暇することとしました。


by nandakadays | 2015-09-29 12:00 | TREKKING | Comments(0)
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