2015夏@剱[4]

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ま、気分的なものとは思いますが、先の空木岳@中央アルプスで体調不良から救い出してくれた
グリコのワンセコンドBCAAを前剱でわざとらしく補給し、いよいよ憧れの剱岳山頂を目指します。



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胸の高鳴りを抑えながら、いざ山頂へ向けてトコトコ。

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前剱から少し下ると、前方に最初の難所が見えてきました。

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まずは足もとが切れ落ちた長さ4mの鉄製ブリッジを、バランスをとりながらクリアです。

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すぐさま高度感たっぷりの鎖場へ。「いやー、剱に来たなぁ」と実感します。

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「前剱の門」と名づけられた狭い鞍部への下りも慎重に慎重に。

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雪渓上部の道を、次の難所へ向けて登っていきます。

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僕も「リポDごっこ」で気合いを入れてみました(笑)

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続いては「平蔵の頭」と呼ばれるスラブ状の岩壁が登場。手や足に緊張感がみなぎってきます。

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「平蔵の頭」を巻くと、剱岳一般ルート最大の難所である「カニのタテバイ」(上り用)と
「カニのヨコバイ」(下り用)を擁する岩峰帯が、目の前に堂々と立ちはだかっていました。
これから挑む「カニのタテバイ」は高さ20mほどの、垂直に近い鎖場で、
先行する何人もの登山者らが、難所の通過に苦戦している様子がここからも窺えます。

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一方、下に目を移すと、平蔵谷(へいぞうたん)を埋め尽くす雪渓が、下へ下へと続いていました。
(我々の通過後、平蔵谷を滑落した登山者が重傷を負い、ヘリで救出されたと後で知りました)

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さて、いよいよ「カニのタテバイ」に挑戦です。前を行く登山者でプチ渋滞中でしたが、
以前経験したことのある槍の穂先の大渋滞に比べれば、ま、かわいいモンです。
 ◇◇◇
それにしても、ヘルメットだけでなくハーネスも携行した熟達者がいる反面、
ノーヘルにしょぼいナップザックだけで登っている未熟な輩もチラホラいるのには驚き。
自己責任といえばそれまでですが、さすがの僕も、思わず眉をひそめたくなります。

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順番待ち中に落石があり、一部が僕の頭を直撃したものの、ヘルメットのおかげで無事でした。
その後、「カニのタテバイ」をどうにかクリアし、後続の女性に足の置き場を教えてあげましたが、
改めて写真を見直すと、かなり高度感あふれる岩場なので、今頃になって足が震えてきました。

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「カニのタテバイ」を過ぎても気が抜けない岩場が続きます。

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早々に下りにかかる一団とすれ違いながら、登ってきたルートを振り返ってみると、
極度の高所恐怖症である僕にしては考えられない道を歩いてきたもんだと、我ながら驚くばかりでして。

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緊張の連続でノドがカラカラになりましたが、山頂の祠がもう目の前です。

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てなワケで、快晴の剱岳山頂(2999m)にようやく到着です。パチパチパチ!

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どこのどなたか存じ上げませんが、剱沢越しに立山を見通す立ち姿が決まっているのでパシャリ!

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ちょっと雲が増えてきましたが、ゴジラの背のようなギザギザした岩峰群の先には、
20代後半での縦走で訪ねた白馬岳(左から2峰目)から天狗の大下り、不帰嶮(かえらずのけん)
そして早朝目にした唐松岳、五竜岳、八峰キレットを挟んで双耳峰の鹿島槍ヶ岳へと続く
後立山(うしろたてやま)の長い稜線を一望することができ、しばし感慨に耽っておりました。

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その20代後半の後立山連峰テント泊縦走は1993年8月のこと。
最大の難所・不帰嶮をクリアし、剱岳をバックに唐松岳山頂でホッとしているところですが、
ここ剱岳の山頂に立つまで丸22年要したことを思うと、歳月の経過をひしひし感じます。
にしても、ノーヘル・短パンで不帰嶮に挑んだとは、牧歌的というか若気の至りというか…。


登頂者で賑わう剱岳山頂の様子を含め、180度のパノラマ動画もご笑覧いただければと


by nandakadays | 2015-08-13 22:00 | TREKKING | Comments(0)
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