ベタ名物[1]

ベタ名物[1]_f0234982_944792.jpg
February 6, 2015@小金井



 ◆◆◆
懸念していた2月5日の空模様は、かなりの降雪があったものの、幸いにして積雪に至らず、
2月6日朝には、翌日に三重県津で営まれる妻の父の十七回忌に向け、無事Babu号で出発できることに。
とはいえ、この日の朝の寒さはハンパではなく、Babu号がバリバリに凍りつき、ドアも開かない始末。
そういえば、丸4年前の十三回忌@TSUの際も、雪に翻弄されたことを思い出し、この時期の移動に備え、
せめて冬タイヤでも準備しておけばよかったなぁ、と深く反省しながらの出発と相成った次第でありまして。

ベタ名物[1]_f0234982_945560.jpg
冷え込んだ早朝、スクレーパーやブラシで、車体に付着した氷を、無理な姿勢でガシガシ削ったのが原因か、
はたまた、最近始めた相撲のすり足を真似た自己流筋トレで無理をしすぎたか、運悪く腰痛が勃発。
しばらくはガマンして運転したものの、腰のズキズキが増してくるので、高速に入るや否や、妻と運転を交替。
路面凍結が気がかりでしたが、中央道→圏央道→東名道とくぐり抜け、富士山を前にホッとひと息です。

ベタ名物[1]_f0234982_95630.jpg
妻の懸命な運転の甲斐あって、駿河湾に面した由比PAに到着です。
 ◇◇◇
腰の痛みは依然として変わりませんが、今日は妻の母が現在暮らす名古屋に着けばいいだけなので、
時間に余裕ができたこともあり、この先の静岡ICで高速を一度降り、昼食がてら寄り道することに。
とはいえ、妻はほぼ高速道専用ドライバー状態で、見知らぬ土地の市街地走行には不安が残るため、
ここから先の道は、再び僕がハンドルを握ることに…アイテテッ(汗)。

ベタ名物[1]_f0234982_951370.jpg
市街地を抜け、わざわざ向かったのは、広重も描いた東海道の宿場・丸子宿(鞠子宿:まりこしゅく)です。

ベタ名物[1]_f0234982_952184.jpg
お目当ては、超ベタではありますが、以前から一度は訪ねてみたかった、1596年創業の丁字屋であります。

ベタ名物[1]_f0234982_952835.jpg
でもって、奥の広間に通され、注文したと思ったら、すぐさま出てきたのが、名物「とろろ汁」。おー、コレコレ

ベタ名物[1]_f0234982_953677.jpg
一番安い定食「丸子」は、とろろ汁に麦めし、たたみいわし入りの味噌汁、お新香、薬味とごくシンプルな内容。
「さほど原価もかからないだろうに、この内容で1440円とは、ずいぶん価格を乗っけてるなぁ」とかなんとか、
妻とブツブツ言いながらも、とんだ災難で「とろろ汁」を食べ損ねた弥次喜多コンビのような目に遭わず、
ようやく念願叶い、丁字屋の座敷でじゅるじゅるできたので、これはこれで、大いに満足した次第でありまして。


by nandakadays | 2015-02-09 18:00 | JOURNEY | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード
<< ベタ名物[2] 2015立春 >>