requiem[16]

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相棒Babu号とともに訪ね歩いてきました。



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前相棒のPonko号とともに、仙台から国道45号を北上し、東日本大震災の被災地を訪ねてから丸3年
再訪および仙台以南の被災地に足を運ぶ機会を窺っておりましたが、なかなか実現に至らず、歳月だけが経過。
今回、10月の3連休を迎え、夫婦ともども仕事以外の予定はないので、前日に被災地訪問を思い立ち、
連休大渋滞を避けるべく10月10日金曜日の夜10時過ぎ、東北太平洋岸に向け、小金井を出発しました。

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@岩手県陸前高田市

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本来であれば、3年前の北限地である岩手県田野畑村から南下したいところでしたが、さすがに遠く、
あまり無理をすると、今回の主目的の一つである仙台以南への訪問がおぼつかなくなるので見合わせ、
前回、被災面積の信じがたい広さにただただ呆然とした陸前高田市から南下することに。
 ◇◇◇
ポツンと残されたホームとぐにゃりと曲がったレールが印象深かった大船渡線陸前高田駅に向かおうとしたところ、
駅周辺は復興工事のため柵が張りめぐらされ、我々のような部外者が勝手に近づくことはできません。

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どうやらレールは取り外されたようですが、ほんのわずかな痕跡を見つけ、3年前の光景を思い浮かべてみました。

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かつての市街地にわずかに残されていた建物はすべて撤去され、今ではかさ上げのための盛土工事の真っ最中。
気仙川の対岸にある高台の土を掘削し、ベルトコンベアで運搬しているとのことですが、スケールの大きさに仰天です。

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画像だけ見れば、ここが新興国の巨大プラント現場と説明されても、信じてしまうかもしれません。

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陸前高田の復興のシンボルである一本松周辺には、外来者向けの駐車場や売店ができており、
再開の見込みが立たない大船渡線の代替交通機関であるBRT(バス高速輸送システム)の停車場も。

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3年前に目にした一本松は、その後枯死し、今ではレプリカに取って代わられていましたが、
連休初日とあってか、ここを目的に訪れる人の姿も少なくありませんでした。


by nandakadays | 2014-10-13 20:00 | NANDAKA | Comments(0)
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