2014秋@荒川・赤石・聖 [7]

at 2:00 p.m. on September 28, 2014@聖岳
(光岳(てかりだけ)・易老岳(いろうだけ)・茶臼岳・上河内岳など南アルプス最南部の山々
→笊ヶ岳(ざるがたけ)の背後に富士山→奥聖岳への稜線→赤石岳→窪地の百間洞
→中盛丸山から続くこの日歩いてきた稜線→遠くに中央アルプスと噴煙を上げる御嶽山)



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あまりの心地よさに30分以上腑抜けておりましたが、そろそろ下山しなければなりません。

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待ち構えているのは、崩れやすいガレ場の急斜面です。
登るのも大変そうですが、一歩ずつ踏ん張らなければならない下りも、なかなかにキツイものが。

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ヨロヨロしながら小ピークの小聖岳(2662m)まで下り、聖岳にお別れのあいさつでも。

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この日もかなり足を使いましたが、どうにか日没前には、聖平小屋前に広がるテン場(2265m)へ到着。
営業を終え、避難小屋として一部開放されている聖平小屋には3名ほど登山者がありましたが、テン泊は僕独り。
テン場の脇には飲用可能な沢水が流れているし、冬季用のトイレもあるしで、前日とは雲泥の差の快適ぶりです。

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September 29, 2014@聖平小屋テント場
 ◇◇◇
一夜明け、長かった縦走も今日でおしまい。太ももの筋肉痛は相当なものですが、気合いを入れて出発です。

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途中、断崖から流れ落ちる滝を遠望したり。

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紅葉を愛でたりと、少しだけ気持ちに余裕も出てきたようでして。

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長い道のりですが、聖沢にかかる吊橋を越えれば、あとひと踏ん張りです。

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そんなこんなで聖岳への登山口(僕にとっては下山口)にたどり着きましたが、まだ気を緩めるワケにはいきません。

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なぜなら送迎車の出る椹島まで、3kmに及ぶ炎天下の林道歩きが待っているからです。とほほ。

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林道歩きの途中、山の向こうには苦闘した赤石岳の姿が。いやはや、お世話になりました。

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すっかり体力を使い果たしましたが、好天に恵まれ、懐かしき椹島に無事帰還であります。
 ◇◇◇
今年の6月、山岳書編集者のO竹氏らに今回の山歩き計画を相談した際、
「そのルートはアップダウンが半端じゃない」とかアレコレ脅かされていたので、
自分なりに体力をつけて臨んだつもりでしたが、想像以上のハードな山歩きとなりました。
山岳会やワンゲルなどが、新人合宿で鍛えるには恰好の場かと思いましたが、
僕のようなヘナチョコ中年が、己の年齢もわきまえずに独りでテントを担いで歩くには、
もっと厳しい、日頃からの鍛錬が必要だったかと、深く反省した次第でありまして、
僕より体力の劣る妻を強引に連れてこなくてよかったと、心底胸をなでおろしております。

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で、本来ならビールで祝杯といきたいところですが、帰りの車の運転が控えているので、
少々場違いな大瀧師匠のCMソングを口ずさみながら、泣く泣く三ツ矢サイダーをぐびび

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下山から1週間経った今もなお、左足の指の痺れが消えず、肉体に相当な負担があったことを痛感しておりますが、
椹島で記念に買ったTシャツを眺めながら、遥かなる山歩きの時間をニヤニヤ思い浮かべているところです。 【了】


by nandakadays | 2014-10-06 18:00 | TREKKING | Comments(2)
Commented by masashiw2 at 2014-10-06 23:23
どうもお疲れさまでした。
スケールの大きい山旅、しばらく余韻が残りそうですね。
当方もどこか遠いところに行きたくなりました。
Commented by nandakadays at 2014-10-07 06:57
しんどさは想像以上でしたが、終わってみると途中で挫折せず、
計画どおり歩き通せてよかったなとしみじみ中です。好天に救われました。
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