2014秋@荒川・赤石・聖 [5]

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荒川小屋脇でひと休みしてから、立ちはだかる稜線の先にある赤石岳(3121m)へと向けて歩き始めました。



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しばらくは比較的平坦なトラバースの道が続きます。

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大聖寺平と呼ばれる窪地に到着。ここから赤石岳への本格的な登りが開始です。

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息も絶え絶えになりながら、足場の悪い山道を、大汗まみれで上へ。

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ようやく稜線に到着。小赤石岳なる小ピークを越えた先に見えるのが、赤石岳山頂です。

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椹島から尾根づたいに直接登ってきたと思しき軽装の登山者が、目の前にひょっこり登場。
途中の赤石小屋に荷を置いてきたのか、余裕しゃくしゃくでうらやましい。

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最後にもうひと踏ん張りし、どうにか赤石岳に到着です。疲れた―。

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午後になり湧いてきた雲も、徐々に厚みを増してきたようです。

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そして目の前には最後に挑む聖岳(ひじりだけ:3013m)が、ようやく全容を現しました。
 ◇◇◇
ここまで思うようにペースが上がらず、かなり疲労が蓄積されてきたこともあり、聖岳はあきらめ、
この日は赤石小屋まで下ることとし、1日早く椹島へ下山してしまおうかどうか逡巡しましたが、
赤石岳直下に建つ赤石岳避難小屋のオヤジさんに「どこまで行くの?」と訊かれ、
「ええ、まで」なんて調子こいて答えてしまったので、今さらルート変更するのもはばかられ…。

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赤石岳までのルートは、山小屋なり有人避難小屋なりが開設中だったので、そこそこ登山者もいたのですが、
ここから先の山域は、数日前に今季の営業を終え、山小屋利用者が軽々しく立ち入れないため、登山者が激減。
すれ違う人もいないなか、今宵のキャンプ地・百間洞(ひゃっけんぼら)山の家を目指して、急斜面を下っていきます。

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僕がこれから歩こうとする稜線にも、あいにく雲がかかってきました。
よく見ると、雲海の先(この画像よりもっと右奥)に、さらに上空へと立ち上る雲の柱があり、
「なんだろう、アレは? 巨大竜巻かな??」と思いつつも、とにかく先を急いでいそいそ。

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雲につかまると同時に、迂闊にも飲み水が底を尽いてしまいました。
加えて長丁場で焦り気味だったことから、行動食を食べる手間をつい惜しんでしまい、
気づけば軽い脱水状態&ハンガーノック気味で、朦朧としながら2時間歩くハメに。

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まだ辛うじて明るさは残っているものの、結局日没には間にあわず、
すっかりヘロヘロになりながら、人影がなくガスに包まれたさびしいテン場に到着。
へばった体に鞭打って、どうにかこうにかテントを張りましたが、モタモタしていたせいで、
楽しみにしていた大相撲秋場所:白鵬vs逸ノ城戦を聴きそびれてしまいました(涙)

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疲れ過ぎて食欲はまったくなく、夕餉と称して山の定番・オールレーズンを数枚かじるのがやっと。
しかも小屋閉めと同時に水場も閉鎖されたので、水の確保のためには暗い山道を10分以上歩き、
遠くの水場まで行かなければなりません。さすがに、それだけの気力も体力も残っていないので、
本来は飲用不適とされているテン場脇の沢の水を煮沸し、飲み水を確保することに。
 ◇◇◇
湯を沸かしては冷まし、水筒に詰め替えながら、おもむろにラジオの電源を入れると何やら騒がしく、
じっと耳を傾けると、巨大竜巻の正体が御嶽山の噴煙だったことを初めて知ったのでありました。


by nandakadays | 2014-10-04 18:00 | TREKKING | Comments(0)
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