蝶・常念[4]

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僕も含め、早い時間帯に、テン場あるいはヒュッテに到着した面々は、
槍・穂と対面しながら、思い思いに午後の静かなひとときを過ごしておりました。





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展望指示盤を見ながらの山座同定も、山上ならではの愉しみのひとつ。
右端にわずかだけ頭を覗かせているのが、裏銀座ルートの名峰・野口五郎岳(2924m)だとか。

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足もとにはイワツメクサの群落も。

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今回、当初は7月16・17日の山歩きを予定していたのですが、14日昼の時点で、
「15日好天」「17日下り坂」と天気予報が急変したため、大慌てで1日前倒しにした次第。
よって山めしの準備も間にあわず、お手軽なフリーズドライでお茶を濁すことになりましたが、
本来は掌サイズのパッケージが、気圧の変化で、驚くほどパンパンに膨らんでおりました。

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さてさて、今回の新兵器(?)といえばコチラ。
コッフェルやカップを支えている台、snow peak製のその名も「オゼン」であります。
 ◇◇◇
山の上でテントを張った経験がある方なら、ご理解いただけると思うのですが、
たいていのサイトはフラットではなく、食器類の置き場に困るのが常。
僕は比較的平らな重石を見つけるのが得意で、すき間に小石などを詰めながら、
即席の食器類置き場乾燥場所をいそいそ作ったりしていたのですが、
とはいえ当然限界があり、うっかり食器を転がしてしまうこともしばしば。
 ◇◇◇
で、あるとき、A4サイズの折り畳み式コンパクトテーブルの存在を知り、
「オッ、いいじゃん!」と思ったものの、最大の難点はボッタクリまがいの価格。
たしかにちょっとした工夫は凝らされているものの、所詮おままごと程度の道具で、
素材も大したことないのに、二の足どころか、三の足、四の足も踏むくらい高い。
正直、半値程度にしか思えないのですが、類似品には何がしか難があり、渋々購入。
ま、こんなモノにこだわっているから、荷もどんどん重くなっていくワケでありまして。

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そんなこんなで、今宵の夕餉は、ビーフシチューもどき+コーンスープの簡単バージョンでオワリ。
ちなみに「オゼン」の使い勝手は結構よかったので、今後も価格相応分フル稼働してもらおうかと。
(いまだにどこか釈然としないので、あえて購入価格は書かないことにします)

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そうこうしているうちに、蝶ヶ岳のテン場にも、夕暮れが迫ってきました。

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この日の仕上げに、燃えるような夕景を期待していたのですが、残念ながら不完全燃焼のまま日没。
 ◇◇◇
常念岳経由で三股へと下山する明日は、休憩も含めてだいたい10時間の歩程と想定。
しかも予報がさらに変わり、午後には雷雨の危険性も出てきたので、午後3時には下山するとなると、
逆算して午前3時起床、午前5時出発というところかなと、テント内に寝転びながら考えていたら、
積み重なっていた寝不足の影響もあってか、せっかく担ぎ上げた焼酎やつまみに手をつけることもなく、
いつしか深い眠りに落ちていったのでありました。


by nandakadays | 2014-07-20 10:00 | TREKKING | Comments(0)
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