お守りアラワル

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資料探してたら、ひょっこり出てきました。




 ◆◆◆
ちょうど開催期間に合わせたワケではないと思いますが、
先のW杯ネタで触れた『とことん通信』発行人の
伊藤さんからいただいた珍しいモノが偶然見つかりました。
お守りアラワル_f0234982_1019363.jpg
何かといえば写植の文字盤。
札幌の某印刷会社に勤める伊藤さんが、
「ウチの会社、写研の機械を処分するらしいから」といって、
記念に1枚手渡してくれたモノです。
 ◇◇◇
東京に戻ってからも、机の片隅に立てかけてありましたが、
いつの間にか、どこかに紛れ込んでしまい、その後行方知れず…。
ともあれ写研文字の衰退は、日本の文字文化にとって、
大きな損失であると頑なに信じる僕にとっては、
お守りのような存在だったので、今後は見失わないよう気をつけないと。
(ちなみにガラス製なので、取扱いも要注意であります)

何ゆえ妙に小難しい字が並んだ文字盤を選んだのかフシギでしたが、
 よくよく見ると、8年前札幌ドームに連れて行った長男の名前が…。
 この辺が、こだわり派の伊藤さんらしい、なんとも心憎いとこです(笑)。


by nandakadays | 2010-06-21 11:00 | FAVORITE | Comments(2)
Commented by masashiw2 at 2010-06-22 12:26
銘機PAVO-KYのサブプレートでしょうか?
文化遺産ですね。大事にされてください。
思わず、久しぶりに写研の見本帖を取り出してしげしげ眺めました。
Commented by nandakadays at 2010-06-22 14:22
70mm×130mmのサブプレートです。
時期的にはおそらくPAVO-KYで使われていたものかと。
伊藤さん、実際はどうだったか教えてください(笑)。
ある意味、これも暗箱時代の遺産ですね。
うっかり割らないよう、大切に飾っておきます。
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